
七夕に羽目を外した織姫が、生理が来なくなり不安になるということが起源だそうです。
晴れれば、その妊娠は喜ばしいものとされ、雨の場合は涙雨ということで望まれない妊娠だということです。
晴れの場合は他の夏祭りと何ら変わることなく盛り上がるのですが、雨の場合は悲惨です。その子供は生まれない方が良いという事で、代わりにその年に生まれた子供が一人殺されてしまいます。そしてその血を村中の初潮を既に迎えている処女全員が下半身に塗りたくるというものです。
さすがに現在では、子供を殺したりはしません。代わりに猿の子供の血を使って同じ儀式を行っています。
今年は雨だったのでアフリカの方から猿の子供が30匹仕入れられてました。住んでいる人間が増えたために大量の血が必要だからだそうです。生きたまま大きな石臼のようなものに入れられ血を絞り取るそうです。これがだんじりの原型です。殺される時の声を紛らわすために祭囃子が生まれたというのは有名な話ですよね。
できれば毎年晴れて欲しいものです。
次の日は町中が生臭いですし、雨の降った年は何故か風邪をこじらしたりして亡くなる人が多い気がするんですよね。非科学的な話ですけど、アフリカの猿の呪いでもあるんですかね。